古い家を買うことにした

アパート住まいの我が家は、ちょっと物を貯えすぎる傾向があって、そして片付けが下手なので、部屋は手狭という言葉を越えて住むのがつらくなっている。そこで、一軒家を探していた。
いま購入を進めているのは、いわゆる上物付きの土地、更地にして新しく住宅を建てることを見込んで販売されていた物件なので、家屋についての瑕疵担保はない。売り主の祖母の家だという話で、三回以上の増築を経た60年選手だ。
ローンが可能な金額は1000万程度で、本体価格と諸費用と、住むに困らないくらいのリフォームに充当するくらいだ。そして、エアコンや給湯器はローンと別に購入していくことになりそうだ。
僕らも数ヶ月後の入居を楽しみにしているが、業者との話し合いの間、ずっと部屋中を息子が楽しそうに走り回っているのを見て、彼が育つにはこの家は良いようだと思った。